もう昨年になってしまいましたが、先週12/28(木)に釣り納めに行ってきました。2017年の最後のターゲットは旬を迎えたメジナです。
釣行日の少し前に海水温が16℃台から14℃台へと低下していました。14℃台でもまったく問題はないのですが、2℃下がってから間もないとなるとさすがに食い渋りが予想されます。その対策として日中の釣りはウキ止めなしの全誘導仕掛けを選択しました。付けエサを違和感なく食わせようという目的です。さらに同じ目的で小型のウキ、小針で実釣を開始しました。
1投目、仕掛けやウキの馴染み方を確認しているといきなり道糸が走るアタリが出ました。しかし予期せぬ早いアタリに対応できず針掛かりしませんでした。メジナっぽいアタリだったのでやる気が出ます。しかし次からはアタリが出ません。徐々に右から左への風が強くなっていき小型のウキでは馴染ませることが難しくなっていきました。
そこで、ウキのサイズを1ランク大きくしてさらに浮力も2ランク軽いものに変更し、横風に負けずに仕掛けが潮流に乗って入っていくようにしました。その1投目の仕掛け回収時に付けエサが戻ってくる角度が浅い(浮き気味)ように感じたので、針を太軸の大きめのものに替えてみました。すると次の投入で道糸が走るアタリ!上がってきたのは30cmに少し足りないメジナでした。これが正解だったのかたまたま群れが回ってきたのかわかりませんが、これ以降はメジナのアタリが多くなりました。穂先を海面近くまで持っていき道糸が横風ではらまないように気を使います。うまくラインメンディング出来ると高い確率でメジナがヒットしました。釣れたメジナの最大サイズは34cmでしたが、考えてひねり出した末の魚は大小問わず気持ちがいいですね。もう1サイズ大きいのも掛かりましたが根に潜られてしまいしました。
そして夜の部。こちらは明るい時間とは違って激渋でした。波がガチャガチャ、潮の流れも安定しないので、実績のある沖向きは諦め、重い仕掛けの足下ギリギリ狙いに徹しました。流れが不安定ため、普段の夜釣りよりも早いペースで仕掛けを打ち返していると、19:00にウキがボヨーンと沈んでいきました。上がってきたのは38cmの口太。最後に十分納得できるサイズが出てくれて2017年の釣りを終えることができました。
食い渋りの時期になり、付けエサがそのまま帰ってくることが多くなりましたが、回遊魚と違ってメジナは見える範囲に必ずいると思います。色々な手を打っても先にエサ取りにやられて答えがわかりづらい高水温期よりも、講じた策が嵌ったか否かがわかりやすい寒の時期の釣りの方が面白さは断然だと思います。持てる知識をフルに使って寒メジナ釣りを楽しみましょう!
稚拙な文章にお付き合い有難うございます。今年も宜しくお願いします!