9/11(火)は2週間ぶりの釣り♪涼しい北東風のおかげで秋磯全開の雰囲気を満喫できました!いろんな魚の活性がすこぶる高く、まさに磯五目釣りの様相でした。
AM11:10、期待に胸を大きく膨らませて実釣スタート!北東風のさざ波と逆光で海中の様子はあまり見えませんが、竿下にこぼれ落ちたコマセにはいろんな魚が群がっていました。視認できたのはベラ、小型のメジナ、トウゴロウ、クサフグ、ヒガンフグ、そして尺近いでっかいカワハギ!!
これを見て『足元カワハギ捕獲大作戦』を緊急発動(^^)/しかしエサ取り名人のカワハギはその名の通り最強の難敵で、あの手この手でエサを入れるも軽くあしらわれて手も足も出ず…。時には私の付けエサをついばんでいるのが見えるのに、どうやっても針に掛からず欲求不満は募るばかりでした。
ハリス1.5号2mのふわふわウキフカセ仕掛けで狙って釣るのは難しかったです。こういう時はカワハギ専用の胴突仕掛けとアサリ・イソメがあればもっとうまく攻略できると思うのですが、あいにく当日は持ち合わせがありませんでした。
振られ続けた挙句、姿が見えなくなってカワハギ狙いは40分で頓挫。後ろ髪引かれる思いで次は15m~20m沖の根周り狙いに方針転換しました。
新たな獲物との出会いに気持ちを高ぶらせていると、練りエサ(アピールホワイト)を付けて投入した円錐ウキがス~っと入って停止。アワセても動かないので根掛かりだと思って竿を軽く煽ると今度は急に動き出しました!!『あれっ、根が動いたぞ。なんだなんだ??』目を凝らしながら寄せると、海面にボコッと出たのはなんとびっくりタコでした!(^^)!
大潮干潮で釣り場周辺の潮位はだいぶん下がっているのに、お魚さんの食い気は依然旺盛。良い潮が入っているのか、凪の真昼間だというのに数百メートル沖合には時折小規模な鳥山が見えました。イナダなどの青物が小魚を追っているのでしょう。
33cm前後のアイゴが連発する時間帯を経て、メジナの活性が急に上がってきました!!狙っている根周りは25cm前後のメジナが多かったので、ダメ元で30mほど沖に仕掛けをぶん投げるとウキが気持ち良く消えました!!
合わせると重量感と鋭角的な引きで竿が曲がりました。アイゴの引きともメジナの引きとも違うような気がします。『シマダイ(石鯛の若魚)かなぁ?なんだろう?』とドキドキしながら寄せると、一瞬見えたのは茶色っぽい魚影。『なんだぁ~、またアイゴだ~。ダマされた!あれっ違うかな?あっカワハギだ~!!』釣れたのはうれしいうれしいカワハギでした!(^^)!
足元であれだけ真剣に狙って振られ続けたカワハギが、沖に適当にぶん投げた仕掛けに食ってくるんですからたまりません。相当数のカワハギが磯周りに入ってきていると思います。今後も地磯でこの好敵手を追いかけようと心に誓いました!
夕マヅメはメジナの活性が一段とアップしました。当日のメジナ最大は31cm、最少は9cmの赤ちゃん。よっぽどお腹がすいてたのかなぁ~。お口に入りきらないデカいオキアミ&軸太グレ針7号を頬張って上がってきた姿があまりにもかわいらしく、まんまるお目目に見つめられて思わず写真撮っちゃいました (*^^*)
『元気に大きく育てよ~!!』と数年後の再会の契りを交わし、撮影後すぐに海に逃がすと、一目散に海藻の中に逃げ込んでいきました。
この日は目一杯竿を振るつもりだったので、予定通りの半夜釣りに突入。日が落ちるとなぜかフグ君たちの活性が急上昇…。針を取られまくるようになり、最高6投連続で針を取られたときはさすがに心が折れかけました。
粘り倒す決意で踏ん張っていると、電気円錐ウキがボヨ~ンと入って心臓バクバク!それまでのフグサンドバックとは明らかに違うアタリに興奮気味に合わせると上がってきたのはちびドチザメ…(涙)。再度のボヨ~ンに合わせると今度はゴンズイ連チャン(._.)。
バッカンの隅に残ったコマセをかき集めて投じたラスト1投。なんとここで36cmの大アジが強い引きでヒット!!最後の最後にやっと見せ場が訪れたところで今回のロング釣行は幕を閉じました。
実釣時間は11:10~21:50。そのあと片付け&磯流し洗い→帰宅時間は23時過ぎ。あまりに楽しすぎて気づけば一度も座らず休憩ナシでした♪磯五目釣りに没頭し、2時間睡眠で臨んだ翌日の仕事が相当きつかったのは内緒です。
【今回の全釣果】
カワハギ28cm、マアジ36cm、マダコ540g、口太メジナ31cm頭に8匹(最小9cm)、アイゴ33cm前後×7匹、ササノハベラ×1匹、オハグロベラ×1匹、ヒガンフグ×7匹、クサフグ×2匹、トウゴロウ×1匹、ちびドチザメ×1匹、ゴンズイ×2匹
【実釣時間】
11:10~21:50