1/29(火)はメジナ・クロダイ両狙いで地磯で竿を出しました。前日の南西暴風の荒れ残りを期待していましたが、現場はべったべたの凪でした。『一晩でこんなに穏やかになってしまうものか…。予想が外れたなぁ。』外洋に面した釣り場は荒れ残りなのに、奥まった潮が緩いこの場所は穏やか過ぎるくらいでした。
AM9:50の実釣スタートから暫くは、近距離でウキにコマセを被せ打ちするとアタリ無くエサが取られる展開が続きました。
そこで試しにコマセを近距離ポイントに数杯先打ちし、全くコマセを打ち込んでいない25m沖に仕掛けを投入してみました。どの位沖までエサ取りゾーンが広がっているのか、エサが残る境界はどこなのか、それらを調べるのが目的です。
1投目は付けエサのオキアミが丸々残りました。しかしこれだけでは判断できないため、同じやり方で同じポイントに第2投。
すると仕掛けが馴染むと同時に環付き円錐ウキに反応が出ました!ウキを20cmほど引き込んで一旦停止。そしておよそ2秒後にウキが斜めにス~っと消え、道糸がピンと伸びるアタリが到来しました!
向こう合わせ気味にヒットした魚は思ったよりデカい!しかしメジナのようなパワーやスピードはありません。かと言ってクロダイのような首振りもなく、アイゴのような竿叩きもありません。
『なんだろう??結構デカいぞ~。』ワクワクドキドキしながらご対面を心待ちにしていると、目に飛び込んできたのは銀鱗が美しいクロダイでした!(^^)!
前回1/27の釣行では全く振り向いてくれなかったクロダイが、コマセを打っていない沖にぶん投げた仕掛けに食ってくるんですから、本当に釣りって奥が深いです。
エサ取りゾーンを調べ始めた矢先に、望外のクロダイ釣果が出て喜び勇んで釣りを続行。すると20分後に同じ攻め方で32cmのメジナがヒット!
これでメジナモード突入を期待するも、その後はエサ取りが沖まで広がって釣果が伸びませんでした。海面のギラギラでエサ取りの正体は正確には分かりませんが、スズメダイと小型メジナではないかと思います。
今度は『ガチャ荒れ後&夕方の上げ潮』という条件の時に竿を出してみようと心に決め、日没で納竿しました。
【今回の全釣果】
クロダイ48cm1620g、口太メジナ32cm、30cm(メジナ合計4匹)、ササノハベラ×2匹