5/27(月)は夜釣り専門で地磯に出撃しました。毎年GW明け頃から梅雨頃にかけて三浦の地磯に大群で回遊する小サバ。過去2、3年は小サバが若干少なかったこともあり、その反動で特に多く感じてしまいます。
幸いなことに今年は暗くなると小サバが消える、もしくは勢力が落ちるケースが多く、今回は小サバ対策を兼ねた夜釣りでした。あとはもう一つの難敵・クサフグが少なければやりやすいのですが…。
南寄りの風と波浪がやや強かったため、普段は竿を出さない=コマセが入っていない場所を選択しました。実釣開始は18:50。予想通り小サバの姿は全くありませんでした。
しかし開始1投目からクサフグ総攻撃がスタート(:_;) 小サバがいない代わりに、これでもかってくらいフグが湧いています。針の塗装被膜はあっと言う間にボロボロピカピカ状態でした。
生オキアミやボイルオキアミ、むきエビはものの数秒で取られてしまいますが、今日のフグは針を失敬したり、ハリスや道糸を噛んだりしないのが唯一の救いでした。そしてこのことが続行の拠り所でもありました。
クサフグ軍団との果てしなき消耗戦が4時間続いた22:50、そのクサフグが突如鳴りを潜めました!そして4投目。ボヨ~ンと電気円錐ウキを引き込む待望のアタリが出現!!やっとの思いでヒットに持ち込んだのは34cmの口太メジナでした!
いよいよ良型魚連チャン突入か!と色めき立つも、検量&写真撮影後に再開すると元通りクサフグの嵐。一瞬のチャンスだったようです。
やや時間が経過した23:35、再びフグが急に消えてオキアミ丸残り状態が出現!『激アツリーチだ!絶対ツモりたい~!!』そう願掛けして2投、3投…5投。アタリは全く出ません。オキアミは依然丸残りです。
『あれれ、まさかの流局なのか…??頼む~、ツモってくれ~!』この願いが通じたのか、6投目に根掛かりのような根モタレのような微妙なウキの挙動が出ました。5秒以上待ってもそれ以上沈みもしないし、浮き上がりもしないので、意を決して合わせるとガツンとヒット!!
シモリだらけの浅場を一気に走って逃げ回ったのは47cmのクロダイでした!(^^)!
この後は完全にフグが消えてオキアミが残り続ける最高の展開になりました。開始から数時間に及ぶフグとの戦いでハイペースでコマセを消費しすぎていて、残るコマセはほんの僅かです。
肝心の勝負所でコマセちょび撒きしか出来ないのは痛いですが、それでもポツポツアタリが出て36cmのメジナと40cmのクロダイを追釣できました。
今回は『良型魚が寄るとクサフグが消える』という、典型的で分かりやすい展開でした。これだけハッキリと濃淡が出るケースは少ないですが、突如やってくる良型魚との真剣勝負は本当に痺れます!
【今回の全釣果】
クロダイ47cm1675g、40cm835g、口太メジナ36cm、34cm、ちびメバル×1匹、アカメフグ×1匹、クサフグ×5匹
【実釣時間】
18:50~0:40