2/12(水) 南西強風・風裏の磯釣り

2/12(水)は南西風が強い一日でした。朝方、たまたま平日休みが取れた三浦の中村さんがご来店♪これから風裏の小磯で竿を出すとのこと。私も仕事が早く終われば後で合流させていただくかもしれない旨を伝え、中村さんが先に出撃しました。

私の仕事はすんなり終わり、いったん自宅に戻ったあと釣り場に急行しました。12:20、横風気味に回り込んで吹き付ける強風と闘っている中村さんに合流。状況を聞くと、かなり渋~い表情で返事が返ってきました。

『結構風が強くて横から回り込んでしんどいですよ…。しかも海の中はフグがいっぱい。参ったなぁ…。』ぼやき節の中村さんでした。一緒に並んで竿を出したかったのですが、釣り場があまり広くないので邪魔になってしまいそうでした。そこでお互いの健闘を誓って私は車で大移動。別の釣り場を目指すことにしました。

移動して釣り場に着いたのが最干潮の13時頃。13時半に実釣を開始しました。この時点ではうねり皆無、サラシ皆無、浅い海底まで丸透けでした。

現場では西南西~西の強風が左後方から吹いていました。表層を滑るこの強風さえ凌げれば、上げ潮で荒れ始めた時にチャンスタイムがやって来るはずだと期待していました。

あちこち小移動しながらやりやすいポジションを探していると、円錐ウキが綺麗に入って定番のササノハベラが連チャン!徐々にサラシも出始め、魚の気配が出てきました。ベラ以外にフグも少し居るようですが、気になるほどではありませんでした。

ここである重要なことに気付きました。ウキと仕掛けは表層を滑る風に押されて右沖方向にトコトコ流れていきます。一方で、白色系コマセの軌跡を目を凝らしてよく観察すると、水面から50cmくらいまではウキと一緒に右に流れたあと、さらに深く沈んだコマセは表層流とは真逆の左に吸い込まれていたのです。

これを見てコマセの打ち方を180度転換しました。①コマセの打ち込みポイントを風上(ウキの左)から風下(ウキの右沖)に変更。②カチカチに固めて玉打ちしていたコマセを風下広範囲へのバラケ打ちに変更。③後打ちしていたコマセを先打ち3発+後打ち2発に変更。

こんな感じでコマセワークを変えると、数投後にメジナの反応が出ました。まず30cmジャストの口太がヒット。続いてヒットした魚は一気に浅い根に逃げ込まれて取り込めませんでしたが、このコマセの打ち方で行ける感触をつかめました。

潮位の上昇とともにサラシが大きくなり、サラシ同士がぶつかるところに潜り潮ができました。コマセの打ち方は変えず、狙いどころをこの潜り潮一点に絞って円錐ウキを吸い込ませるとラインが走って33cmのメジナがヒットしました!!

2投後、同じ潜り潮に円錐ウキを吸い込ませ、ラインを張って誘うと穂先に微かな反応が出ました。そのまま聴き合わせると一気に竿を引っ手繰りました!!そして浅場でのギリギリの攻防戦の末サラシの中に魚がボコッと浮上。てっきりデカいメジナだと思ったらなんとクロダイでした!!

更なる良型魚の気配はムンムン!デカいメジナも食いそうです。しかし検量&写真撮影後に再開すると、ものの10分で急に波が高くなってしまいました。立ち位置を変えればもう少しできそうでしたが、安全を最優先して16:20に納竿しました。

納竿後、メールを確認すると三浦の中村さんから『クロダイ釣れたよ~』の一報が届いていました^^中村さんは上げ潮が効き始めた14:10に40cmのクロダイを釣っていました!お互いに釣れて嬉しかったです!(^^)!

【今回の全釣果】
クロダイ44cm1440g、口太メジナ33cm、30cm(メジナ合計2匹)、ササノハベラ×2匹

【実釣時間】
13:30~16:20

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