5/7(水)は久しぶりの単独釣行でした。今回は浅場の地磯でメジナ&クロダイの両狙い。どちらかと言うとメジナをイメージしていたので、コマセもメジナ用を用意しました。第一候補の現場に着くと思った以上に潮が引いてしまっていて全く釣りにならない状況でした…。水深は1mあるかないかでカジメ&アラメ、ヒジキ、ホンダワラなどの海藻類が釣り場を覆うように完全露出。ならばと、前々から一度は竿を出してみようと思っていた場所に徒歩で移動しました。
こちらの場所もやっぱりかなり浅い!でも砂地と岩盤の境界がはっきり目視確認できてポイントが絞りやすそうなのは救いでした。岩盤上には海藻が生い茂り、おおむね75cm~1ヒロで根掛かり(藻掛かり)。砂地の深みで2m~2.5m取れました。南西風がやや強く吹き付けていましたが、『やりづらいのを我慢すれば、正面から吹く南寄りの風で海面が波立っているのもプラスに作用するはず!』と強引に考えることにしました。
何だかんだと時間をロスし16:10に実釣スタート!小潮のド干潮で潮位が低く、潮の動きも全くなくて17:10まではアタリゼロ、魚っ気ゼロでした。ところが17:10を境に急にクサフグが湧き、ボラも跳ねだしました。『魚の活性が上がってきたから、これでフグが消えればチャンスだな…。』と考えていると、あれだけ煩かったフグの猛攻が急にやみました!チャンスタイム到来!!とばかりに集中してオキアミを入れ込んでみましたが、なぜか全く反応が無くほぼ原型で戻ってくる状況でした。
せっかくの時合いを逃す手はありません。そこで目先を変えれば食うかもしれないと思って予備で持参していたマルキューの『食い渋りイエロー(練りエサ)』を試してみたところこれがアタリエサでした!食い渋りイエローに変えて2投目の17:40、ウキをきれいに消し込んだのは38cm905gのクロダイでした!(^^)!前回の久里浜・アシカ島釣行の際、このエサで数回アタリを貰ったのに早合わせが原因でカラ合わせになってしまった反省から、今回はふた呼吸待ってから合わせたのが良かったようです。次の投入で20cm級のオスのカワハギが同じく食い渋りイエローにヒット!17:55にはウキをポコポコさせるアタリが出て様子を見ていると、一気にウキを消し込んで35cm710gの元気なクロダイが釣れました!エサはやはり同じ練りエサでした。
この練りエサは目立つイエローカラーと甘~い香り、そして柔らかなタッチが特徴です。練りエサというと一般的にはエサ取り対策を思い浮かべる方が多いと思います。しかしこの食い渋りイエローはその名の通り、食いが渋い時にこそ真価を発揮する新しいタイプの練りエサです。本命の気配があるのにオキアミでヒットに持ち込めない時や、オキアミは瞬殺なのにネリックスや魚玉などの練りエサには反応が無く時間だけが過ぎてしまう時など、打つ手に困る状況下で決め手になりうるエサだと思いました!
今回は小場所の無名磯で釣果に恵まれて嬉しかったです(^^) 最初はメジナをイメージしていた今回の釣行でしたが、途中から頭の中は完全にクロダイモードになっていました(^_^;)これからも新しい場所でいろいろなことを試しながら釣りを楽しみたいと思います!!