11/15(月)は遅番のスタッフK(橋本)に仕事を引き継ぎ、野暮用を終えてから魅惑のナイト地磯に行ってきました(^^)/
7月以降11月上旬までは仕事がとても忙しく、せっかくの貴重な休みも私的な用事や巡り合わせの悪い悪天候などで潰れること殊のほか多し。月1回程度の釣行がやっとの状態でした。久しぶりに思う存分釣りに没頭できると思うと気持ちの高ぶりを抑えられませんでした。
まだ周囲に明るさが残る16:40実釣スタート!!依然として海水温は高めに推移しており、エサ取り乱舞を最大限警戒していましたが、今回私が入った釣り場はその心配は杞憂に終わりました。
開始直後の夕マヅメに一度だけ65cm級のスズキが突如足元でライズ。フィッシュイーター(肉食系捕食魚)が徘徊していたことが理由かどうか定かではありませんが、オキアミがほぼ残る状況のまま周囲は暗闇に包まれました。そして完全に暗くなるとオキアミの頭も目玉もそっくりそのまま丸残りになりました。
開始から1時間が経過した17:40、漆黒の海面を漂っていた緑色に光る電気円錐ウキが待望の初アタリを捉えました!!ボヨ~ンと海中に没して行く電気円錐ウキの軌跡はいつ見ても、何度見てもワクワクドキドキします。初アタリに心躍らせながらゆっくりと竿を起こすと初ヒット!!釣れたのは27cm位のマアジでした。
ハリの掛かりどころを見ると口の薄い膜に辛うじて刺さっているだけ。膜の穴が大きく開き、今にも針が外れそうでした。そしてその後2投連続でハリ外れバラシ…。どうやら即合わせ(早合わせ)だと針掛りが浅いようでした。
『合わせは遅く飲ませ気味に、そしてゆっくり優しく』そんなことを自分自身に言い聞かせ、口切れ防止のためにドラグをやや弱めに設定し直した直後の17:45、強烈な走りで先ほどの27cm級のアジとはまるで別格の魚類がヒット!!『アジなら40cm級の大アジ確定だ。絶対にバレないでくれよ~』と念じながら超慎重なやり取り。無事にタモに入った時はめちゃくちゃ嬉しかったです!(^^)!タモを縮め岩陰でライトを点灯すると、目に飛び込んできたのはデカいアジ!!急いで検量すると40cm575gの大物でした。
その後もアジのアタリは続発。20cm~25cm前後のアジは浮いていて、海面直下~タナ1ヒロ(約1.5m)の範囲内でウキに反応が出ることが多かったです。ただ一発デカ判の大アジやメジナ・クロダイはもう少し深いタナで食うことが多いことから敢えてウキ下は浅くせず、階段状に落ち込む根際のカケ上がりをウキ下2.5m~3mでタイトに攻める作戦を継続しました。
アジのアタリが頻発したのは17:40~21:30の約4時間。当日の潮回りは若潮で干潮は20:45頃。今回は下げ潮~最干潮を挟んで上げ始めまでがアジの時合でした。上げ潮の動きが活発化し、潮位の上昇とともに適度な波っ気も出てきて見た目の雰囲気が良さげな感じになってからは、逆にアジをはじめ魚類全体の活性が全く無くなってしまいました。
途中、アジとは明らかに違う強い引きで何者かがヒット!!横方向への疾走とタモ入れ直前のエラ洗い的挙動から、夕マヅメに突如ライズしたスズキを早合点的に夢想してしまいました。月明かりで一瞬見えたシルエットも色合いも間違いなくスズキっぽく、『やった、やった、スズキゲットだぁ~!!』と早々のぬか喜び♪無事にタモに収まった魚を見て、がっくり頭を垂れたのは言うまでもありません(._.)地磯の夜釣りでボラがヒットすることは稀です。夢を見させてくれたボラ君に感謝し、写真を撮って優しくリリースしました。
今回の釣行ではメジナやクロダイは1匹も釣れませんでしたが、釣って楽しく食べておいしいアジがたくさん釣れて大満足で納竿しました(*^^*) 残念だったのはタイドプールに入れておいたアジが4匹いなくなってしまったこと。一番デカい40cmのアジも行方不明に…。潮位の上昇で逃げたのか、はたまた付近に2、3匹いた野良猫に奪われたのか今となっては謎です。
持ち帰った17匹は刺身、塩焼き、アジフライで私と家族の胃袋にあっという間に収まりました。アジはやっぱりどう料理しても旨いなぁ。最高の半夜釣りに大満足です!(^^)!
【今回の全釣果】
マアジ40cm575g頭に21匹(タイドプールから4匹脱走)、ボラ55cm、ゴンズイ×4匹、クサフグ×2匹
【実釣時間】
16:40~深夜0:15