こんばんは!スタッフKです。
投げのシロギスですが、ここ3日間で4件の釣果情報アップしました。いずれも5月としては過去の釣果と比べてもかなりいいものです。ただ、ここに来て、釣る人、釣れない人でかなりのバラツキが出てきています。
4月前半に好スタートを切った投げのシロギスですが、この頃は誰でも狙える2色(50m)以内での釣果が多く、さらにその距離にフグが少なかったため、それなりの釣果にありつける人の割合も高かったです。
ところが、その後50m以内の範囲にフグが増えてきたのと比例して苦戦する人の割合が高くなってしまい、今もその状況が続いているところです。
現在良い釣果を出しているのは、フグが少なくなる2色(50m)以上のポイントに仕掛けを投げ込める人たちが多いです。いかに飛距離を出すか、いかにフグを避けるかが肝となっています。
飛距離を出すには、細糸にする、オモリを1ランク重くする、仕掛けを短くする、エサを小さく付けるなど様々考えられますが、一番簡単なのは風裏のポイントに入って追い風を利用することだと思います。
また、フグを避けるには、サビく速度を上げたり、竿でサビくのではなくリールを巻いてサビく(竿サビキは竿を戻す時に仕掛けが止まってフグが食い付くおそれあり)などサビキ方を工夫すると効果的な場合があります。
それでもフグの餌食になってしまう時は小移動を繰り返しましょう。
パッと思いつくのはこのくらいですが、上記のものを組み合わせることでさらに効果が上がると思います。
どんな釣りにおいても共通していますが、コンスタントに釣果を出している人とお話をすると本当に良く考えて釣りをしているなあと感心します。投げ釣りは道具もシンプルでどこでも誰でも手軽に始めることができ、釣りの中では簡単な部類に属すると思われがちですが、実は知れば知るほどとても奥が深いことに気付きます。
何度もここで書いていますが、今年は魚自体はとても多そうです。しかし、魚が多いシーズンは逆に上位者との釣果の差も大きく出やすいものです。見方を変えれば、ちょっとした違いで釣果の差が出やすいともいえ、試行錯誤を繰り返しながら投げ釣りのスキルアップを図るには今年は本当にいいシーズンだと思います。貧果が続いても諦めず創意と工夫で魚をたくさん釣って技を磨きあげましょう!釣る人とそうでない人の明暗が大きかった今週末の状況を目の当たりにしてそんなことを思いました。
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