■日付：10月14日
■天気：晴れ
■潮回り：大潮
■場所：三浦南部
■お名前：町田さん
■釣果：シマアジ45cm
■状況：『長く続いた高水温もやっと低下の兆しが見えはじめました。メジナの釣果もちらほら聞こえ出しましたので、本日は数ヶ月ぶりのフカセ釣り釣行です。
釣りはじめ、コマセを撒くととんでもない数のチョウチョウウオが群がってきました。ただ、諦めずに途切れなくコマセを撒き続けると何やらデカい魚が水面直下までエサを拾いにきているのが見えました。
その魚影は、まさに待望のシマアジです！！その後、撒き続けるとその魚の影は、2匹、3匹と増えていきます。終いには5、6匹のシマアジが見えるようになりました。ウキ下を50cmまで短くし、コマセの投入を繰り返しますが、エサ取りが多く針掛かりさせることが出来ません。
そこでウキ下を20cmまで短くしてみました。そしてシマアジが出てきた直後に仕掛けを投入し、付けエサを咥えたことを確認して、合わせを入れる作戦です。
作戦変更が功を奏し、バシッとシマアジの口に針を掛けることに成功！！シマアジは引きが強烈で、口が柔らかくバレやすいため、慎重なやりとりを行います。3度のツッコミを竿の胴で受け止めて、上がってきた魚体はシマアジ特有のキラキラ銀色に輝く綺麗な魚体でした。タモに無事に取り込むことが出来、安堵と共に喜びもひとしおでした！
その後すぐにもう1匹掛けましたが、2度のツッコミには耐えたものの、3度目のツッコミにより痛恨の口切れ…。残念ながら、このバラシ以降は他のシマアジも出てこなくてなってしまいました。
帰路の道中、車のハンドルを握る手には、あのシマアジ特有の強烈な引きの感触が残っており、再戦を決意した次第です。』
■コメント：フカセ釣りの大物ハンター町田さんから釣行記が届きました♪釣行前、『もしシマアジとか夢の魚が釣れたらお店に報告しますね～』と仰っていた町田さんでしたが、本当に夢を叶えました!(^^)! 45cmのシマアジはなかなか狙って釣れる魚ではないので本当にスゴイです！！しかもサイトフィッシングとは…。
ウキ下を20cmに詰める＝ウキの直下に短いハリスと針とエサ(オキアミ)がある仕掛け、これを使いこなすのは、現実的にかなり勇気がいる大胆な作戦変更だと感じます。普通の発想だと、ロングハリスにノーガン(オモリ無し)+軽量の細軸針でふわふわ漂わせて仕掛けの沈降速度を抑える、もしくはラインをピンピンに張って仕掛けをホバリングさせる、こんな感じになると思います。
いやぁ、発想の転換と実行力、数カ月ぶりのフカセ釣り復帰初戦でいきなり結果(釣果)を出す力に私(野崎)は心底感服しました。良型シマアジゲットおめでとうございます！
