12/14(月)はスタッフKに仕事を引き継ぎ、お昼からメジナ釣りに行ってきました！いよいよ寒の時期となり、磯釣りもハイシーズンを迎えます。水温の低下に伴って釣れる魚種は徐々に減っていきますが、ことメジナに関しては重量級の大型狙いが熱を帯びてきます。寒風や食い渋りの中で仕留めた1枚は何物にも代えがたいですよね！！
釣り場到着はAM11:50。12:40頃の中潮干潮に向けて潮位が低い割にはうねりがデカい！そこでこういう日並みの時に面白そうなワンドの奥の方に釣り座を取りました。のんびり腹ごしらえなどをし、実釣をスタートしたのはド干潮潮止まりの12:45でした。
15時を回った頃から潮はイイ感じで動き出しているのに、肝心の良型メジナの気配はなし。4～5匹のアイゴ(35cm級)が水面下50cm位まで浮上してくるのが見え、ウミタナゴや10cm～15cmの小型メジナ、クサフグなどが大集合していました。16時頃には小型のサヨリの群れも加わり、魚の活性自体はかなり高い状態でした。
はじめはG2の円錐ウキにハリスを2.5m取り、ジンタン5号を潮受けのところとハリスの真ん中に2個、付けエサのオキアミが残った状態で仕掛けが馴染むと円錐ウキが潜行するようにセッティングしていました。ところがアタリがほとんど出ないまま、付けエサだけがかすめ取られてしまうため仕掛け変更を決断。3Bの円錐ウキにBのガン玉を2段打ち、ハリスも2mに詰めてみました。すると今度はベラのオンパレードでまさにベラ祭り!(>_<)!ベラは全部で16匹も釣れました…。
夕マヅメの16時過ぎまでに釣れたメジナは小型～27cm級まで4匹。うねりもいくらか落ち着いてきていて、ふと見ると最初に入りたかった場所で竿が出せそう！まだ明るいうちに夜釣りの仕掛へ交換、場所も移動しました。
移動後は先ほどまでと状況が一変し、生オキアミに生体反応は皆無。ここ数回の釣行と全く同じパターンとなりました。自分勝手なもので、アタリが止んでしまうと『何でもいいから食ってくれないかなぁ…。ウキが沈まないのはつまらないなぁ…。』と思ってしまいます(*^^*)こういう時はいきなりデカいのが食うことがあるので、注意しながらがら我慢の展開がしばらく続きました。
我慢すること2時間20分。電気ウキに交換してから続いていた完全沈黙を破ったのは39cm935gのメジナでした！！電気円錐ウキがボヨ～ンと海中に沈んで減速、その後ス～っと入る典型的な夜釣りのアタリ方でした。エサは生オキアミ、ヒット時刻は19:15でした。これがメジナタイムの開幕を告げる1匹となり、5分～15分位の間隔で38cm～31cmまでがヒット！！途中、18cm級のカサゴが1匹釣れた以外、アタリは全てメジナでした。
40cmを超える大型の気配は満点！『何とか食わせたいなぁ。そうだ、いつもとは違う攻め方をやってみよう！』そう思って繰り出したのが『漂流作戦』でした。私の普段の夜磯釣りは、足元周辺の根、エグレ、溝、海藻帯の切れ目などをダイレクト＆ピンポイントで狙い、ポイントから外れるとすぐに仕掛けを回収しています。そこを今回は思い付きではありますが、敢えて遠くまで流してみようと思ったのです。
潮に乗せて流すこと約5分、『こんなに流してメジナ食うかなぁ？』と思っているとウキがスコ～ンと入って35cmのメジナが食い付いてきました！！これで気を良くしてまた同じように流していると、約30mほど流れてウキがボヨ～ンと沈んだままになりました。ちょうど磯先端の沈み根付近の大ザラシの中だったため、根掛かりの可能性を排除できずリールで糸を巻きながら竿に乗せるとズドン！と衝撃が走りました！！
『これはデカい！』すでに根の向こう側に潜り込まれていたため、竿を立てて踏ん張るとハリス2号が擦れて切れるのは必至。そこでここぞ一番の時に出す『ゴリ巻き作戦』発動！！とにかく一か八か、竿を水平に寝かせて一心不乱にゴリゴリ巻いて根の上を無理やり引きずり、引っ張り出すことに成功！なんとか取り込んだのはこの日最大の42cm1255gのメジナでした!(^^)!ハリスは根ズレでザラザラ、道糸も3mほど擦れていましたが、奇跡的に切れずに持ちこたえてくれました。
日没までは秋磯本番のような高活性状態→その後はアタリ渋々でした。普段とは違う攻め方でも釣果が出たので嬉しかったです。例年よりも大型メジナの気配が濃厚なので今後も一発デカ判を夢見て竿を出します！
【今回の全釣果】
口太メジナ42cm1255g、39cm935g、38cm、37cm(メジナ合計13匹、30cm超は9匹)、カサゴ18cm級×1匹、ウミタナゴ×1匹、ササノハベラ×11匹、ホンベラ×4匹、ニシキベラ×1匹、クサフグ×2匹、アイゴ32cm級×1匹
【実釣時間】
12:45～22:05
