こんばんは。スタッフKです。
私のこの時期の夜のメジナ釣り。満潮時の水深が3m前後の浅場を狙うことが多いです。夜の浅場は、活性の高い魚が多い、コマセを効かせやすい、魚が入っているかがわかりやすく勝負が早いなど多くのメリットがあります。反面、浅いがゆえに、根掛かりが多い、魚を掛けてもハリス切れのリスクが高い、ちょっとでも荒れると釣りが難しくなるといったデメリットもあります。
それ故に、夜に浅場を狙う場合は海底地形を把握することが一番の課題となります。釣りの最中にヘッドライトを照らして海中を見る訳にはいかないので、私は釣りの最後に必ずヘッドライトを当ててその日仕掛けを入れたポイントの地形を頭に叩き込んでから帰るようにしています。
特に秋の大潮~中潮。この潮の夜は潮位が普段より下がるので海底地形の把握には最適です。釣りを終えた後に見てみると、水深があると思っていたポイントが実はすごく浅かったり、いつもこの辺りで釣れるなと思っていたら実は溝が入っていたり、また連続して釣れた場所が大きな岩の真上だったりと様々な発見があります。
先週の金曜日は大きめのメジナを2回ばらしてしまいましたが、ヒットした場所は浅い根が点在する中にある大きな溝の中。『なるほど~』と納得できました。
人間の記憶は脆いもので覚えたつもりでも意外とすぐに忘れるものです。なので、初めてや久しぶりに入るポイントはもちろん、普段よく行くようなポイントであっても、納竿後にヘッドライトを当てて海中を見ることは夜釣りの後のルーティンとなっています。目から鱗の色々な発見があり、次回釣行に大いに役立つと思いますので、時間が有ったらやってみてください!
明日火曜日は定休日です。