一昨日6/14(水)、退勤後に三浦南部の地磯に夜釣りに行ってきました。
前回はフグのみで撃沈。今回は産卵を経て荒食いを始めるメジナ、クロダイを何とか仕留めたいところです。
実釣開始は20:00。ポイントは真横にスリッドが何本も入っていて起伏に富んだ地形をしています。この日は風もなく波も静かで穏やか。なるべく魚に警戒心を与えないよう磯際まで静かに近づき2歩下がったところから竿を出しました。
まずは足下の磯際を右から左へとしもり周りをピンポイントで探っていきます。しかし足下のさし餌に反応するのはアカメフグに小型のメバルのみ。一通り攻め終えて今度は真っ正面10m先の沈み根付近を探ります。沈み根の手前はあて潮で仕掛けがすぐに根から離れてしまいます。沈み根の沖側はゆっくりな横流れ。根に沿って仕掛けが流れてくれました。するとすぐにアタリ!それなりの重量感で上がってきたの口太メジナ32cmでした。
スマホで写真撮影。するとメールに気付きました。メールを読みながらすぐに仕掛けを入れます。店長からの明日の出勤要請のメール。読んでいると竿が持っていかれました!今度は少し大きい。竿を立てていると浮いてきました。暗闇の中で白いお腹がちらりと見えてクロダイを確信。42cm1165gでした。
さらに出勤の快諾の返事のメールを作成しているとウキがない!慌てて合わせると今度は少し違う引き。やっぱりメジナでした。
その後は少しアタリが途絶えたため、沖のチョンボリに移動。ここで竿を出すのは半年ぶり。半年前とは海藻の生え方が違っています。海面をライトで照らすわけにもいかないので、仕掛けを流しながら海藻に邪魔されずに仕掛けが落ち着く場所を探していきました。根掛かりを何度も繰り返しながら海中の様子を観察していくと、いつも釣れる右沖の根周りは海藻と潮の流れが合わず今日は使えなさそうな感じです。左側の根周りは何とか仕掛けが落ち着いて上手く攻めることができそうなことがわかりました。根際50cm付近に静かにコマセを打ち仕掛け入れるとすぐに勢い良くウキが消えましたがこれは空振り。小物っぽいアタリで『メバルかな~』とも思いましたが、再度同じ場所に仕掛けを入れると今度はウキがゆっくりしもって行きました!今度は遅めに合わせるとしっかり針掛かり。左右に元気良く走り回って上がってきたのは41cm1025gのクロダイでした。
さらに同じように仕掛けを入れると沖に向かってウキが走りました!前の魚よりもさらに強い引き。サイズアップを確信しましたが上げてみたらほぼ同サイズのクロダイでした。
前の魚とそっくりですが違う魚です(笑)。この後は潮止まりのAM1:30までやりましたがこの魚が最後のアタリでした。
そして最後にライトを当てて今日のポイントの海藻と地形を確認。アタリがあった場所は海藻に囲まれ周囲よりもドン深ないかにも魚が付いていそうな地形でした。夜釣りの場合ライトはなるべくあてないほうがいいので、実釣後の地形確認は次回釣行のためにとても重要ですね。磯周りにも産卵を終えた魚がしっかり戻ってきている感じで今年も夜釣りが楽しめそうです。