先週9/29(金)の朝、青物狙いのフカセ釣りに行ってきました。
ルアーで青物を狙う場合、まずは①彼らのエサとなる小魚周辺、次に②小魚が集まる潮目、潮の弛みやヨレを狙います。フカセ釣りで狙う場合もこれが効果的だと思われます。
ところがこの日は青物に追われているイワシもいないどころかイワシの群れそのものが確認できません。また干潮潮止まり時刻から少ししか経っていないせいか目ぼしい潮目もありません。僅かに所々に潮のヨレが見られる程度で狙いどころがはっきりしませんでした。
ですが、過去の経験上こうした状況でも釣れないわけではなく、お腹を空かした青物が突然やってくることは普通にあることです。ウキ下一ヒロの固定仕掛けを右から左へと扇状にキャストして魚の様子をうかがっていきました。30mほど遠投して仕掛けが馴染んだら誘いをいれます(軽くシャクって付けエサを踊らせる)。すると、開始から20分経過した5:30頃、誘いを入れた直後にウキがスーっと入りました。合わせると針掛かり!ほどほどの重量感から、『よし、イナダ!』と思ったらすぐにふわーと一瞬軽くなってしまいました。『???』また走り出します。変な引きだなと思っていたら顔面にスレ掛かりしていました。
43cmのイナダでした。一瞬軽くなったのは、最初がに食った別の魚がバレて、その直後にすぐ近くにいたこの魚の顔にフッキングしたからかもしれません。
その後少しアタリが遠のいたため方向を変えてキャストすると誘いを入れるや否や穂先ごと持っていっていきなり走りだしました。
派手なアタリの割にはサイズダウン。39cmでした。
時合が過ぎたのかその後は追釣はできず今回は3匹ゲットで終了でした。イワシの泳がせにも挑戦したかったのですが、この日はイワシがいなかったです。
毎年初冬を迎えるまでチャンスがあります。日によってはソウダガツオの回遊も見られます。
小魚が追われて水面を逃げ回っていたり、イワシの群れが高速で移動していたりしたら近くに青物がいる可能性大です。そんな場面に遭遇したら浅いタナで誘いを入れるとヒット確率が上がると思いますよ~(^^)