4月5日(木)は半夜のメバル釣りに行ってきました。
エサは青イソメ。普通のウキ釣りと同じ仕掛け(固定仕掛け)を使用しますが、仕掛けを入れて待つのではなく、ルアー釣りのようにリールを巻いて積極的に誘いを入れながらの釣りです。
今回狙ったのは水深50cm~2mくらいの二つのワンドです。まずは右側のワンド内。エサを求めて夜間浅場に入ってきている活性の高いメバルを狙っていきます。数投してアタリがなければ少しずつキャストする方向を変えながら探っていきました。キャスト後、仕掛けが馴染むとすぐにリールをゆっくり巻きます。すると開始3投目、巻いている途中にウキが入りました。まずは夜磯アベレージサイズの22cmのメバルでした。その後も20cm以下のリリースサイズ混じりでアベレージサイズがポツポツと上がります。
しかし、暫くするとアタリが遠のいたので今度は左側のワンドに移動してみました。ワンドの出口~奥まで扇状にキャストしながら探っていくとワンド最奥の水深50cmにも満たない海藻周りでアタリが出ました。ところが2投続けて食い込みません。3投目はアタリが出た辺りで仕掛けを止めてみました。するとすぐにウキが入って23cmをゲット。直後に同サイズが続きますが、そこでパタリとアタリがなくなりました。そこで少し水深のあるワンド出口の海藻帯をウキ下を深くして狙ってみました。するとすぐに24cmとサイズアップ。しかしすぐにアタリがなくなってしまいました。今日は入ってきているメバルが少なくすぐにスレてしまう感じがしたので、1カ所で粘るのではなくここまでアタリがあったポイントを順繰りに攻めることにしました。すると、スレてもその後一時的に場を休めるのが効果的なのか、ポイントを変えるごとに必ずメバルの反応が出ました。そしてこの日1番のアタリ。潜られないように根を交わしながらのやり取りで上がってきたのは25cmのメバルでした。
気付くと同じエリアをグルグルと5週。終わってみると25~21cmが10匹、それ以下のリリースサイズが5匹の計15匹のメバルをゲットできました。
いやいやこの日1番のアタリはこの魚でした。
強い引きと抜き上げ時の重量感からまさか尺?とワクワクしましたが、ライトを当てたらメジナでした。他に良型のウミタナゴやドンコも混じりエサ釣りならではの多彩なゲストが登場してくれました。
メバルは荒々しい磯にもいますが、夜間は夏に子供が水遊びしそうな浅場にまで積極的に入ってきます。春告魚とも呼ばれる通り今が真っ盛り。安全装備さえすれば手軽に狙うことができるので夜釣り入門には最適なターゲットだと思います。狙ってみてはいかがでしょうか。