1/25(火)のメジナ釣り

スタッフKです。昨日メジナ狙いで竿を出してきました。海水温は先週までの12℃→17℃前後に急上昇。激渋だった寒メジナの状況がどれだけ変わっているのかとても楽しみな釣行でした。

実釣開始は9:00過ぎ。久しぶりに入る場所で水深は満潮時で4m前後。まずは00ウキのノーガン玉で手前から様子をうかがいながら攻めていきました。コマセが効く前は小さいベラが連発。魚の活性自体は悪くなく、付けエサが残る証でもあるので、悪いことではありません。すると、開始20分ほどで31cmのメジナ、しばらくして34cmを追釣しました。

しかし、徐々にエサ取り(フグ)が湧き始め、竿2本以内の近場だと軽い仕掛けでは手詰まり気味になってきました。かといって、沖は風と潮が同じ方向であっという間にポイントから外れてしまいます。3B~2Bの重い仕掛けで引き続き近場の沈み根周辺を狙うことにしました。

仕掛け変更の効果か、すぐに答えが出て1時間で足裏~31cmのメジナが数匹釣れました。時間はまだ12:00前。期待が高まりましたが、落ちていく潮位が仇となっているのか近場での反応が乏しくなっていきました。12:30に根際にうまく仕掛けが入って行ったなあと思っていたらウキが一気に消し込みました!重量感はあるものの何かちょっと変。上がってきたのは銀ピカボディの綺麗なクロダイでした!

しかし、フグの活性がさらに増し、潮位がさらに下がってくると(干潮は16:00過ぎ)、浅場の沈み根周り直撃戦法が難しくなり根掛かり連発。試しに沖を攻めてみたら午前中よりも流れが緩くなっていることに気付きました。『沖を攻めるなら軽い仕掛けに変えたい』と少し悩みながら近場を攻めていると、根掛かりで高切れ。これをきっかけに00ウキ、ノーガン玉の全遊動仕掛けに変更して沖を狙うことにしました。

緩くなったとはいえそれなりに流れはあります。流れの影響を少しでも小さくしようとウキはSサイズをチョイスしました(夕方はほぼ無風になったので小さいウキでも安定してくれました)。20m以上の遠投。仕掛けの入り方、道糸の張り方、コマセの最適な投入点を確認しながら釣っていくと、数投後に穂先にコツンと触れるようなアタリ!合わせるとなかなかの強い引き。隣の高い根の反対側に回り込まれましたが、強引なやり取りで奇跡的にタモ入れまで持ち込みました。この日最大のメジナは39cm1020g!

ハリスは1.5号。遠くでのヒットだったので道糸の伸びが引きを吸収してくれました。実はやり取り中1.5号であることを忘れていました。頭の中に入っていたらビビッてバラしたのは確実だと思います(^^)。

その後は日暮れまで大中小のメジナがヒット。16:20に来たのはこの日2番目に大きい38cm930gでした。

この間は比較的コンスタントにヒットはしましたが10投中7~8投はフグにエサを取られていたと思います。コマセ打ち、仕掛け投入、メジナが口を使うタイミングの三者が揃うとヒットするといった感じですが、この一連の流れをベストのタイミングで行うことは難しかったです(最後まで分かりませんでした)。数打てば当たる作戦が功を奏したと思います。

今回のメジナのアタリ。海水温が上がったとは言え小さいアタリが多かったです。竿引きのアタリは少なく、ウキや道糸の僅かな挙動変化で合わせるのが効果的でした。先週までの1日数回のアタリをものにして大型にアプローチする釣りもいいですが、アタリが多い中型の数釣りも楽しいですね。これぞ乗っ込み体型みたいな魚体はまだ少ないです。この春はこれからどんな展開を見せるのか楽しみですね!

【全釣果】
口太メジナ:39cm1020g、38cm930g、34cm、32~30cm×8匹、足裏×4匹
尾長メジナ:足裏~手の平~マイクロ×5匹
クロダイ:43cm1370g
その他:クサフグ、キタマクラ、ベラ
     

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