掲載が遅くなってしまいました。すみません。ここからは後編です。
早い段階で1枚目のクロダイが釣れてホッとしつつ、連発気配を感じなが仕掛けを投じること20分。同じく2ヒロ半のウキ下で足元～15mまでの範囲内を重点的に探っていると、遊動部分がウキ止めまで馴染む前に円錐ウキがスコ～ンと消し込む派手なアタリが出ました！
エサがデカいこと(コーン3粒+スーパーハードBIGLオキアミの抱き合わせ)、先ほどの1枚目のクロダイは2呼吸待って遅合わせを入れたのに、タモの中で針が外れていたことを思い出し、一段と遅い合わせで確実に飲ませようと考えました。
ウキが完全に見えなくなって3カウント数えて合わせるとヒット！先ほどより一回り大きくふっくらした40cmの本命でした！しかし今回もかなり遅い合わせにもかかわらず、針は唇の皮1枚に辛うじて掛かっているだけでした。即合わせだったら素針を引かされていたかもしれません。
『エサがデカすぎるのかなぁ？ひょっとしてもう少しエサを小振りにすれば素直に飲み込んでくれるかな。でもオキアミだけだとエサ取りに取られちゃうんだよな…。』そんなことを考えながらオキアミだけ付けて仕掛けを入れるとやはりアタリなくエサがありません。そこでコーン3粒+オキアミの抱き合わせ作戦に戻し、細かいアタリはスルーしてしっかりウキを引き込む大きなアタリだけに集中することにしました。
40分後の7:50、やや水分多めのコマセバラケ打ち時間差作戦発動！仕掛け回収直後に2杯、エサ付後に2杯、仕掛け投入後に2杯の先打ち+後打ちサンドイッチ作戦でコマセカーテンの中に付けエサを紛れ込ませるようにしてみると、10mほど沖まで弱い払い出しに乗って仕掛けが流れたところで3枚目がヒット！このクロダイはやり取り中に漂流する流れ藻が絡まってしまいましたが、何とか無事にタモに収めることができました(後の検量で42cm1215g）。
AM9時で前半戦終了。自分の真後ろに釣り座を移動し、今度は堤防の内側を向いて後半戦が始まりました。後半開始早々、ベタ底でウキが数回入るも全てカサゴ。ハリを飲んでしまった1匹のみキープして持ち帰りあとはリリースしましたが、良型も含めカサゴの魚影は濃かったです。
ひとしきりカサゴのアタリが連発した後は完全に沈黙…。後半戦は本当に厳しかった～。コーンは言うに及ばず、オキアミすら触られない時間が納竿までずっと続きました。正午少し前、ホイッスルが鳴って試合終了時刻を迎えました。
前半戦で良型を含む2枚のクロダイを釣った選手がいたこと、後半戦も良型の本命らしき魚のタモ入れシーンが何度か見えたことから今回は難しいと思っていました。ところが検量所で待っていた結果は規定3枚総重量3.11kgでまさかまさかの優勝！！自分でも信じられない2連覇となりました。久里浜予選会の結果はマルキユーHPの大会結果ページをご覧下さい。
主催のマルキユー(株)の皆様、そして大塚さんをはじめとする大会役員の皆様、本当に有難うございました。
予選から数日経った今でも夢のような気持ちです。全国の予選を勝ち抜いた選手が集結する全国決勝大会も精一杯頑張ります！！昨年の予選優勝の全国決勝大会は今週末5/20、21に広島・宮島で実施されます。決勝大会の模様も後日ご報告します！
【今回の全釣果】
クロダイ42cm1215g、40cm、37cm(規定3匹総重量3.11kg)、カサゴ×5匹、ササノハベラ×1匹、アナハゼ×1匹
【今回のコマセ】
オキアミ3kg+アミエビ2kg+チヌパワームギスペシャル1袋+ナンバー湾チヌ1袋+活きさなぎミンチ激荒3袋
【今回の付けエサ】
くわせオキアミスーパーハードBIGL、激荒のコーン (喰い渋りイエロー、高集魚レッド、食わせコーンは持参しましたが使用せず)
【今回のタックル】
竿・がまかつチヌ競技3 1-53、リール・ダイワトーナメントISO2500SH-LBD、道糸・バリバスバーマックス磯VL-Sフロートピンク2号、ハリス・サンラインブラックストリーム1.5号、針・ささめプロフェッショナルチヌ・ヘビー3号茶
