この冬は例年より季節風(北東風)が強く吹くことが多いような気がしてなりません。統計データ的なものはないので正確なことは分かりませんが、毎日海を眺めているとふとそんなことを感じます。
2/5(火)も北東強風と鉛色の曇天でかな~り寒い一日でした。しかし熱き磯師魂を心に宿す仲良し4人衆には、そんな天候は全くお構いナシです!!喜々として寒風吹きすさぶ久里浜沖磯・アシカ島へ出撃したのでありました!(^^)!
今回のメンバーはギダさん、磯部さん、井上さん、私(野崎)の4人。ギダさんと磯部さんはアシカ島のポイントを熟知する猛者です。井上さんは、外房・勝浦で釣具店『コスタフィッシングサービス』を経営する傍ら、昨夏廃刊となってしまった『磯投げ情報』にも頻繁に登場していたのでご存知の方も多いと思います。そんなエキスパート3人にアドバイスをもらいながら私の実釣はスタートしました!
前半は下げ潮狙いです。この日の下げ潮はゆっくりとした流れでした。強い北東風と潮の流れが同じ向きなので、道糸の操作と仕掛けの張り加減に気を配りながらウキ下5m~6mを中心に、竿1本半までのタナを重点的に探っていました。
円錐ウキは3B→B→5B→3B→Bの順番でローテーション。エサ(オキアミ)が付いた状態で仕掛けが馴染むと水面直下でドリフトし、潮を捉えるとゆっくりゆっくり潜行するようにしました。
幸いエサ取りは少なく、5投に4回位はオキアミが残る状態でした。コマセを時間差で広げて撒き、コマセカーテンの中にできるだけ長い時間付けエサが入っている状態を演出するイメージで攻めていると、円錐ウキがス~っと消えて33cm級の口太がヒットしました!!
続けざまに私にヒットしたのは36cmのクロダイと34cmの口太メジナ!大型ではないけれど、この3連打でみんなの熱気が急上昇しました!!
これに続いたのがギダさん。柔らかめの竿を満月にしならせ、安定感抜群のやり取りで上がったのは40cm級のクロダイでした!(^^)!
その後は私、磯部さん、井上さんにそれぞれそこそこサイズ以上と思われる魚がヒットするも、残念なことにことごとくバラシ…。私は根ズレ、磯部さんは竿でため切ったところでチモト切れ、井上さんは沖の根に捕まってしまいました(._.)。
エサ取りはごく少なめ&食い込みはシブシブながら良型魚の気配は超濃厚、そんな状況で潮流が上げに転じました。この潮変わりの時合を逃さなかったのが井上さん。
15m~20m沖を2Bの円錐ウキで攻めていた井上さんの竿がぶち曲がり、時間をかけて足元に寄せてもなかなか水面を割らない強い引きは迫力満点!タモ入れ係の私も手に汗握る劇闘でした!タモに収まったのは41cm1380gの太っちょメジナでした!!
その後、流速を増した上げの本流狙いで磯部さんの竿が曲がって42cmのクロダイや30後半の口太をゲット!
ウキ下3ヒロ前後で攻めていたギダさんも42cmのクロダイや60cm級の巨ボラを仕留め、井上さんも良型メジナを連打!!観音回りで本流筋を流した3人は良い感じで交互に竿を曲げていました。
私は本流筋は攻めず、たまたま潮が緩くなっていた根周りをウキ下2ヒロ~2.5ヒロでネチコチ攻め続けるもカサゴ×1匹で伸び悩み…。磯部さんやギダさんから、『そこは一発デカいのが出るよ~!』と激励されるも、上げ潮になってからの私は見せ場なしでした。
今回はあまりに寒くてハリ結びにも難儀しましたが、そんな寒さも吹き飛ぶほどメチャクチャ楽しいアシカ釣行でした!!今回、みんなで密かに狙っていた赤い魚=マダイは出ませんでしたが、和気あいあいの沖磯もまた最高ですね(^_-)-☆
磯部さんとギダさんがコンロで煮込んで食べていた鍋焼きうどんが猛烈に旨そうでした。次回は私も鍋焼きうどん、もって行くぞ~^^
【今回の私の全釣果】
クロダイ36cm、口太メジナ34cm、33cm、30cm、カサゴ×5匹、メバル×1匹、ササノハベラ×3匹