12/4(水)はお昼で私の仕事は終了。遅番スタッフKにお店を引き継ぎ、用事を済ませてから半夜釣りに行ってきました(^^)/
天気予報では午後から西南西の風がやや強まり、日没後は風向きが北西に変わるとのこと。場所選択に悩みつつ、約1年ぶりの釣り場に向かいました。
現場到着は15:50、そして16:15に実釣開始!!予報とは違い風がほとんど吹いていないのは幸いでしたが、小潮干潮に向かって潮位が下がっているにもかかわらず変なヨタ波が入っていて、お目当ての釣り座は断念。地方寄りの安全なポイントに落ち着きました。
この釣り場周辺のエサ取りの主役は断トツでクサフグです。そのかわりスズメダイ、ゴンズイ、ネンブツダイは、私自身の過去の実釣では釣果はほぼゼロです。そのためクサフグさえ交わせれば良型磯魚との遭遇確率は跳ね上がりますが、ひとたびクサフグが湧いてしまうと玉砕必至。今回はどちらに転ぶのか…。期待と不安が交錯しながら序盤戦がスタートしました。
完全に暗くなるまでの数十分間はササノハベラ5連チャン&クサフグ皆無&中型アイゴ×1匹。フグにやられずにオキアミが狙ったタナまで到達し、数十秒から1分ほど経ってからベラが明瞭なアタリを出す展開に胸が高鳴りました。ベラは暗くなると完全に消えるため、今の状況が継続すれば半夜戦では腰を据えてじっくりと良型磯魚と対峙できる環境になるのです。
そして電気ウキ点灯後もクサフグは出てきませんでした。ウキ下2.6mで時々根モタレするポイントをねちっこく攻めていた18:10、根モタレとは少し違う電気円錐ウキの挙動が出ました。水面下5cm位をホバリングしたままストップ。それ以上沈まないので2カウント数えてから合わせるとヒット!31cmのカイズでした。
気になったのは針掛かりの状態。あのアタリの出方であのタイミングの合わせなら、ほぼ確実に針を飲んでいるはずなのに今回は皮一枚に辛うじて引っ掛かっているだけでした。もしタモ入れせずに抜き上げていたら針が外れて落っことしていたでしょう。
『活性が低いのかな、それともタナ(ウキ下)が合っていないのかな?』そんなことを考えながら釣りを再開すると、数投後に再びアタリ。電気円錐ウキが同じように水面下5cmでホバリングしています。
今度は5カウント数えて合わせると乗った!!これは先ほどよりもずっと大きいサイズです!ゴクンゴクンと首を振る感触が竿越しに伝わり良型クロダイを確信。1.5kgはありそうです。ところがもう少しで空気を吸わせられるところまで来たところで反転され、ピョ~ンと竿先が跳ね上がってしまいました。仕掛けを回収すると、ハリス切れではなく針外れバラシでした…。
ウキ下が深すぎるのかと思い、25cmウキ下を詰めて再開すると、数分後にまた同様の渋いアタリが出て再び良型クロダイっぽい魚がヒット!!しかしこれもまた針外れでバラシ(><)
『こうなったら釣れるまで絶対に帰らないぞ~!!』と、密かに得意技としている『釣れるまで帰らん作戦』を緊急発動!(^^)!
連続バラシで時合が終わってしまったのか、18時半~19時過ぎにかけて一時的にクサフグがややうるさくなりましたが、その後再びオキアミが残るようになりました。
『良型魚の寄り』を察知してハリスや道糸の傷を総点検してその時に備えていると、19時半にチャンス到来!!ボヨ~ンと入ったウキがエグレに向かって加速したところで合わせるとゴンッと乗りました!この魚は首を振らず、その加速感とトルク感からクロダイではなさそうです。ドキドキしながらタモに入った魚を引き上げ、岩陰でライトを当てると大きなメジナが入っていました。検量すると40cm1085gありました!!
翌日が開店から閉店までのフル勤務のため、良型魚が釣れたらすぐに帰ろうと思っていたのに、1匹釣れたら釣り魂に火が付いてしまいました♪仕事も重要なんですが、釣りのほうがもっと重要なんです。でっかい魚が釣りたいんです。
依然オキアミは残りっぱなしでチャンスタイムは継続中。しかしアタリは一向に出ず、1時間半が経過した21時に40cm545gの大アジがヒットしたところでようやく納竿を決断しました。
海水温の低下が遅れ気味で昼夜を問わずエサ取りに悩まされる展開が続いてましたが、ここに来てようやく攻めやすい環境になってきました。良型魚との一発真剣勝負を夢見てまた磯に繰り出そうと思います!(^^)!
【今回の全釣果】
口太メジナ40cm1085g、カイズ31cm、マアジ40cm545g&33cm、アイゴ30cm位×1匹、メバル×2匹、クサフグ×4匹、ササノハベラ×5匹
【実釣時間】
16:15~21:10