12/11(水)は渚周辺の浅場にクロダイ釣りに行ってきました(^^)/ 渚周辺には一年を通じて良型クロダイが数多く居ますが、水温が高い時期はクサフグとの厳しい消耗戦を強いられます。
今年は海水温の低下が遅れ気味で、難敵クサフグの猛襲を受ける日と、クサフグに邪魔されずにじっくりと狙える日が混在しています。今年11月以降の渚クロダイの釣果は良い時とそうでないときの差が激しくなっており、天候・海況・海水温の安定が待たれる状況です。
釣果上昇を祈念しつつ、今春以降ノーマークとなっている実績場の様子を調べるために竿を出してみました。釣り座が岩の上なので純粋な渚釣り(狭義の渚釣り)ではありませんが、広大な遠浅砂浜のクロダイ狙いという点は同じです。
期待を込めて実釣を開始したのは13:35。まずはオキアミで様子を見るとなんと目玉まで丸残り!これは最高のスタートです。コマセと付けエサを完全に合わせても4投目までオキアミが丸々残り続けました。
5投目と6投目はちびクサフグらしき魚にちょっかいを出されましたが、3分流してオキアミの一部が残る程度の齧られ具合でした。
7投目、試しに激荒のコーン4粒で投入すると3分経っても丸残り。ならばと8投目はコーン3粒+オキアミの抱き合わせで勝負するとこれがビンゴでした!!
自立棒ウキにコツンと前アタリが出たあと、1秒ほど間を空けてトップがゆっくりス~っと消えていきました。渚釣りで海底に仕掛けを這わせている時に出る典型的なシグナルに心躍りながら合わせるとガツンと来ました!!14時ジャスト、この日の初アタリでヒットしたのは44cm1485gのクロダイでした!(^^)!
当日の潮回りは大潮で15:50頃が満潮です。潮位の上昇に伴ってクサフグがやや増えましたが、オキアミ単体で1分前後持つ状態。コーンとオキアミの抱き合わせ、もしくはコーン3~4粒掛けなら3分流しても空バリはほぼありませんでした。
そしてちょうど1時間後の15:00に2枚目、15:15に3枚目のクロダイが立て続けに食ってきました!!
過去の記憶をたどってみても、渚クロダイは短時間で連発することが本当に多いです。エサを求めて渚の浅場を徘徊していたクロダイの群れが、コマセで作り込まれた海底のエサ場=牧場を見つけ、我を忘れて競い合うように貪り食っている。そんな光景がイメージされます。
海水温がもう少し下がればより一層面白くなるのが毎年のパターンです。渚クロダイ未経験の方、興味を持たれた方は気軽にスタッフにお尋ねください(^^)/ 楽しい渚話や苦悶の渚話をたくさんご用意してお待ちしておりま~す!(^^)!
ちなみに、渚釣り=遠投&超遠投のイメージがあるかもしれませんが、実際は5m~20m位までの接近戦・近距離戦の釣果が大半を占めています。自立棒ウキでひょいっと投げ入れる位の距離ですから難しくないです。今回の私のヒットポイントも15m(竿3本)ほどの近距離です。今回のポイントの水深は満潮時で2.4m前後、今回の這わせ幅は60cmです。
【今回の全釣果】
クロダイ44cm1485g、43cm1465g、40cm1125g
【実釣時間】
13:35~16:35