1/20(月)は温暖で風も弱く、太陽の恵みを感じる穏やかな冬晴れでした。午前中で仕事を引き継ぎ急いで釣り場に向かうと第1候補の地磯には先行者2名の姿が見えました。しばし考えて近隣の第2候補の地磯へ進路変更。12:30、期待を込めて実釣をスタートしました。
ところが期待とは裏腹に穏やかすぎて逆に凪倒れ状態…。スズメダイや同サイズの赤ちゃんメジナ、小指~親指サイズのちびクサフグなどが大集合して苦戦しました(+o+)
潮の流れも緩く、コマセの遠近の打ち分けでは対応が難しかったです。13:45、オキアミよりエサ取りに強い生イキくんムキミで口太メジナ31cmがヒットした時は心が躍りましたが、あとが続かず。竿を絞り込むのは大型のアイゴだけでした。
16:50の段階でコマセは残り僅かです。仮にコマセの打ち込み量を節約して延長戦に突入しても1時間持つかどうかの残量しかありません。『いやぁどうしようかなぁ、潮も一気に下がってきてるから苦しいぞ。でもダメ元で粘り倒してみるか…。』そう決断して急いで電気ウキ仕掛けにチェンジしました。
電気円錐ウキを点灯して釣りを再開したのは17:05。先ほどまで手も足も出ないほど湧いていたエサ取りは急速にその勢いを失い、真っ暗になった17:25以降はオキアミが残るようになりました。
最後のチャンスに一縷の望みを託して奮闘していた17:45、円錐ウキが僅かに抑え込まれる反応が出ました!ス~っと入る2段階アタリへの発展を待っていましたが、その後は付けエサを離され、合わせずに仕掛けを回収するとオキアミがグチャっと噛み潰されていました。
次投、同じところに仕掛けを投入して約2分が経過。円錐ウキに同様の抑え込みアタリが出たあと、糸を引くように2段階アタリに発展。そのまま沖に向かって消し込んでいきました!!
渾身の合わせでヒットした魚はかなりデカい!!浅い磯際に向かって一気に突っ込んできたので40UP確定の大型メジナだと思っていましたが、タモに入ったのは46cm1730gのクロダイでした!!
今回は最後の最後にクロダイが釣れて本当に嬉しかったです。エサ取りの種類や活性が、日により、場所により大差が出ている最近の状況を身をもって感じた釣行でした。
【今回の全釣果】
クロダイ46cm1730g、口太メジナ31cm(メジナ合計4匹、最小20cm)、アイゴ40cm~35cm級×3匹、ササノハベラ×2匹、クサフグ×1匹
【実釣時間】
12:30~18:00