店休日の1/21(火)は朝から地磯に出撃しました。いろいろ試したいことがあり、5日前の1/16(木)に40cmのメジナが釣れた場所に向かいました。
この日は北東風が強く、波高1m予報に反して現場周辺は思った以上に荒れていました。釣りは問題なくできますが、足元周辺は大き過ぎるサラシで洗濯機状態…。
一方で、1/16に攻めあぐねた25mほど沖はサラシの影響が薄く、むしろ適度に揉んで良さそうに見えました。
『軽い仕掛け、繊細な仕掛けで食い渋るメジナと勝負する！』これが今日最大のテーマだったため、迷わず0ウキをチョイスし、長めのハリスとノーガン玉＆細軸のハリと小振りのオキアミで25m付近を狙い撃つことにしました。
期待を込めた第1投はAM9:50。前回1/16は幾度となく出たメジナらしきアタリをモノにできなかったポイント。何とか攻略してデカ判メジナを仕留めようと意気込んでいました。
開始数投はオキアミが残りましたが、その後はサヨリの大群が群がり、キタマクラも集まって開始早々イメージとはかけ離れた厳しい状況に…(泣)。
サヨリ狙いなら最高ですが、今日は寒メジナ一本勝負。軽く繊細な仕掛けではサヨリは交せないと判断しました。当初掲げたテーマは早々に放棄せざるを得ず、重い仕掛けでズドンとタナまで落とす作戦に180度転換しました。
狙うポイントを25m沖から大ザラシの足元周辺に変更。選択した円錐ウキは5B。ガン玉3B+Bを段打ちして余浮力を残しました。きつい根だらけのサラシ場一発勝負に対応するためハリスもハリも太くしました。付けエサも、サヨリが一撃で食い込めないように大粒加工オキアミに変えました。
準備が万端整ったところで仕切り直しの第一投！！この作戦変更の第一感は『なんとか行けそうだ！！』。サヨリやキタマクラの一部はガチャ荒れのサラシの中にも入ってきましたが、付けエサへのアタックはほぼ無くなりました。やや沖合の表層を生活圏としているサヨリは、ガチンコの浅場＆サラシ場は苦手なようです。
肝心のメジナのアタリはしばらく出ませんでしたが、13:30前後に26cmの尾長メジナが2匹連続でヒット！そして13:50に37cm905gの口太メジナが食ってきました！！
その後15:30頃にかけてはメジナのアタリがポツポツ出て、36cm、32cm、34cm、36cmの順で竿を絞りました。
今回の釣行は事前のテーマとはだいぶ違う釣りになってしまいました。しかも仕掛け変更後は洗濯機状態のサラシに揉まれ、ガッチリ根掛かりが12回も発生！！これには正直閉口しました。
一方でいざメジナのアタリが出始めると前回釣行のような食い込みのシブさは無く、普通のタイミングで普通に合わせればほぼ確実にヒットしました。
一週間の違いで、同じ場所、同じ釣り座なのに魚の種類や活性、アタリが出てからの食い込みが全然違いました。本当に磯釣りは奥が深いなぁ～。
【今回の全釣果】
口太メジナ37cm905g、36cm、36cm、34cm、32cm、28cm、尾長メジナ26cm×2匹(メジナ合計8匹)、サヨリ35cm級(スレ掛かり)×1匹、ササノハベラ×1匹、ニシキベラ×2匹、アナハゼ×1匹、キタマクラ×2匹
【実釣時間】
9:50～16:15