12/9(火)も連チャンで三浦東部の地磯に出撃しました♪今回の場所で最後に釣りをしたのは私が小学生だった頃。実に30年以上昔のことです。当時からすでに磯釣り、ウキ釣りの楽しさの虜になっており、竿を出すときのワクワクドキドキ感は当時も今も全く変わっていません。遠足の前の日みたいに興奮して夢見心地なのも全く一緒です♪実年齢は上がっても、きっと内部的な年齢が年相応に上がっていないのでしょう…。太古の昔からDNAに刷り込まれている狩猟本能が疼くのかもしれません(^_^;)そう言えば、カブトムシやらクワガタやらセミを獲りに行く時の感覚も同じだったような…。
実釣開始は15:25。この場所は底根が荒く、良型魚の取り込みを考えた場合の難易度はかなり高いです。そんな理由から長いこと足が遠のいていました。ハリスを2号以上に太くすることも考えましたが、どのみち根に触れればハリス切れは必至。ならばと普段通り1.75号からスタートすることにしました。私はサンラインの『ブラックストリーム』シリーズを愛用していますが、このハリスにしてからハリス切れの確率が確実に低減しました!『これを切られたらしょうがない…』と思えるほど信頼を寄せています。値段が少々高くとも絶対的な信頼には代えられないと思っています。
開始1投目からササノハベラが連チャン!ウミタナゴ・フグ・アイゴなどの他魚は皆無、エサがタナまで入っている証拠です。『小メジナも居ないみたいだし、来ればデカいだろうな…。』と思いながら仕掛けを打ち返していると、開始8投目で32cmの元気な口太がヒット!浅いタナで円錐ウキを一気に消し込む派手な反転アタリが出てハリ掛かりしたのに、グレ針6号を胃袋の入り口まで飲み込んでいました。かなり活性が高く食欲満点と読み、コマセの打ち込み量を減らす作戦=『飢餓作戦』を実行しました。少量のコマセしか撒かないことで、浅いタナまで浮上しなければ美味しいエサにあり付けない飢餓環境を演出できればと考えていました。警戒心が強い老獪な大型魚を少しでも浮かせられれば、こんなに根がキツイ場所でも取り込める確率が上がるかもしれないとも考えたのです。
この作戦が今回は良かったのかもしれません。ベラの反応が急に消えてタナまで入った生オキアミが頭ごと原型で戻ること2回連続。『いよいよ来たかも…』と思いながらウキ下を210cmから225cmに少しだけ深くして再投入すると、円錐ウキを消し込む大きなアタリが出ました!!タイミングを見計らって合わせると一気に糸鳴りが響きました。『これはデカイ!』竿で矯めると根ズレ必至の場所ゆえに、竿を腰だめして一気にゴリ巻きして足下に寄せました。足下も海藻と根と渦巻きサラシだらけなので全く油断はできず、強気一点張りの強引な寄せでなんとかタモ入れに成功しました。検量の結果、42cm1120gの良型口太でした!!
その後は一転、何の反応もなくなりオキアミが残り続けました。他にも良型魚がいたのかもしれません。日が落ちる頃には急に北東風が強まり、18:00過ぎに納竿しました。
二日続けて40cmオーバーのメジナが釣れて本当に良かったです。更なる大型を目標にまた来週もガンバリマス(^_^)/
【今回の全釣果】
口太メジナ42cm1120g、32cm、メバル22cm×1匹、ウミタナゴ×1匹、ササノハベラ×5匹、ホンベラ×1匹