3/9(火)は東部地磯で超激渋りに遭遇、3/15(月)は南部地磯でフグスーパーラッシュに遭遇、そして3/17(水)は再び東部地磯で竿を出しました(^^)/今回は超激渋りのリベンジを果たすべく、3/9と同じ釣り場に入りました。
実釣開始は13:00。まずは様子見でコマセを打たずにオキアミで第1投。2分経って回収するとアタリ無くオキアミは取られていました。2投目も3投目も同様にアタリ無くオキアミがありません。付けエサのオキアミがほとんど触られなかった3/9とは全く違い、魚の活性は上々でした。
フグはそこそこ居るようですが、仕掛けを遠投しコマセと付けエサを距離的・時間的に幾らか離せばオキアミで十分勝負できました。
自重が軽い円錐ウキでは狙いたい沖のシモリ付近まで届かないため、道糸を細くし、約16gの環付き円錐ウキ0号にチェンジして40mほど遠投。ウキが見えないためラインの動きに注意していると、仕掛け変更後数投目でラインがピ~ンと張るアタリが到来しました!!
反射的に合わせると、がま竿がひん曲がって糸鳴りが響いています。『これはデカいぞ!メジナならかなりの大物だ!』メジナ特有の根に張り付こうとする強烈な締め込みに心臓は超バクバク。1kg前後のメジナでは出ないように強めに設定してあるドラグがジリジリ~っと音を立てて滑っています。
ブラックストリームハリス1.5号をいたわりながら、魚を怒らせないようにやさしく誘導。どうにかこうにか第一関門の沈み根を交すことに成功!かなりの時間を掛けてやっと足元近くまで寄ってきました。
次の関門は足元の横長の沈み根。その根から海面まで伸びている2本のホンダワラ(アカモク)もかなり厄介です。逆光気味で明瞭には見えなかったのですが、海面直下でヒラを打つ姿が一瞬だけ見えた魚体がデカい!そして真っ黒。
『やったぁ~、でっかいメジナだ!!これは記録級だろうな。』心の中で喜び叫んだ次の瞬間、あろうことかそのホンダワラの根元に向かって突如猛突進。腰を落とし、竿を突き出して寝かして耐え忍んでいるとハリスがプチっ。『あぁぁ~、切れちゃった…。うそ~。あ~あ。』!(+o+)!まさに痛恨の極み、痛恨のバラシでした。
あまりの興奮とショックにしばし茫然自失。抜け殻のように海を眺めること約10分。一旦萎えた闘志を無理やり奮い立たせて仕切り直すことにしました。
同じポイントを同じように遠投分離作戦で攻めていた15:50、同様に道糸がピンと張るアタリでヒット!短時間ですんなりタモに入ったのは35cmのメジナでした!!
写真撮影・検量後の再開1投目でバチバチバチ~とラインを引き出す派手なアタリで同サイズの35cmが連続ヒット!このメジナは緑がかった体色でした。
その後は上げ潮が速くなり、潮の角度も変わってしまったため遠投分離作戦はここで終了。釣り場が空いていて釣り座移動が自由なので、バッカンを持って釣り座を移動し、接近戦・近距離戦の仕掛けに総交換しました。そして夕マヅメの一発に備え、ハリスは1.5号から1.75号に、針はグレ針5号から6号に上げました。
この釣り座では、大潮干潮時に海面上に根頭が出る浅い根越しの向こう側の落ち込み狙いを計画。この時は潮位が上がっており、浅根の上に道糸を置くことができるようになっていました。付けエサ(オキアミ)とコマセは完全に合わせ、根を伝って徘徊しているであろう良型メジナを狙い撃つイメージです。
この攻め方はエサ取りとの全面ガチンコ対決となるため、超高速手返しは必須。この日は1投15秒~長くても1分で回転させ、手数(仕掛け投入回数)を意識的に増やすようにしました。
ウキ下は1.5ヒロ(約2.3m)、先打ちコマセと後打ちコマセで完全にサンドイッチし、一瞬のチャンスに賭けました。そしてサイズアップの36cmが釣れたのが17:20。
その後、真っ暗になる寸前、ウキを見失って穂先でアタリを取っていたラスト1投で竿を引っ手繰ったのがこの日最大の37cm925gでした。
今回は千載一遇のチャンスを逃してしまったのが悔しくて仕方ありません。ここぞ一番のギリギリの攻防戦をきっちりと勝ち切れるようにまた頑張ります!!
【今回の全釣果】
口太メジナ37cm925g、36cm810g、35cm、35cm(メジナ合計4匹)、メバル×1匹、ササノハベラ×1匹
【実釣時間】
13:00~18:10