1/22(金)はもともと中抜け勤務シフトを組んでいて、朝(開店)と夕(閉店)は私の担当でした。でも今週は天候が悪く月・火ともに釣りに行けず、釣りの虫がウズウズしっぱなし。そこでAM9:50、スタッフKが出勤するやいなや『残業お願い・おねだり大作戦』発動(^^)/
『あのさ、今日ラストまで行けます?ちょっと残業お願いしたいんだけど…。』と直接の目的を明かさずに切り出してみました。スタッフKは半ばあきれ顔で、『釣り行きたいんでしょ?しょうがないなぁ、いいですよ~。』と、突然の残業依頼を快諾してくれたのでありました(多分)♪♪
スタッフKに感謝しつつ、急いでコマセを作っていったん自宅に急行。釣りの準備を整えて釣り場に到着したのは11:15頃でした。そこにはすでに二人の先客の姿がありました。それぞれにご挨拶すると、なんと当店のお客さまのFさんとSさんでした!お二人のご厚意で一番右側に並んで竿を出させていただきました。Fさん、Sさんありがとうございました!!
この日は北東風が左横から結構強めに吹いていおり、投入した仕掛けは右へ流されていきます。最初はウキの左=風上にコマセを打っていましたが、どうもしっくりこない状態でした。『仮に潮が風向きと同じ右流れだとしたら、この風速なら棒ウキがもっと速く右に流されるはず…。なのに仕掛けが馴染むと棒ウキが動く速度が落ちるのは、底潮が左流れ、つまり表層流と喧嘩して仕掛けや付けエサがアンカーになっているからではないか?』と考えました。
二枚潮状態だと判断し、コマセを打ち込む場所を棒ウキの右側(風下側)に変更することを決断しました。潮読みが間違っていれば釣果が遠のくリスクを抱えながら頑張ること1時間半。『潮読み判断が間違っているのかなぁ…。』と不安な気持ちが大きくなってきた13:00、全くエサ取りなし、アタリなしだった沈黙の時間をいきなり破ってくれたのは45cm1645gの本命クロダイでした!!おもむろに棒ウキを引き込むアタリが出て、一呼吸待ってから合わせるとゴンッとヒットしました!
この釣果でコマセを打つ場所が間違っていないと確信しました。『やっぱり二枚潮だったんだ。間違えてなくて良かった~。』と胸をなでおろしました。そしてやや時間が空いて2匹目がヒットしたのが13:50。この時は明確な前アタリが出たのち、10秒ほどして棒ウキがスポッと消し込みました!強い引きをチヌ竿で吸収しつつ浮かせに入ると、銀鱗クロダイがギラリと光って反転しました。慎重に竿で矯めてタモで掬ったのは当日最大の48cm1670gでした!(^^)!
その次の投入ですぐまた連続ヒットして43cm1400gを追加。その後はポツポツアタリが出て最終的に8匹のクロダイを釣ることができました。エサ取りはほぼ無し、完全な素バリを引かされたのは一度もありませんでした。今回は当店に新規入荷した『生イキくん抱卵オキアミ・大粒』を中心に生オキアミもローテーションしましたが、軍配は抱卵オキアミに上がりました。ややしっとりした感触でハリへの収まりが良く、エサずれ・エサ外れはありませんでしたよ~。まだ他にも新しく入った付けエサ用加工オキアミがあるので、順次実釣で試してみようと思います。
今回は出来過ぎの釣果で自分自身驚いています。昨年は不調に終わった当店周辺の渚クロダイ。今年は大いなる可能性を秘めています。今後の展開から目が離せないですね!!
【今回の全釣果】
クロダイ48cm1670g、45cm1645g、44cm1270g、43cm1440g、43cm1400g、42cm1365g、40cm1090g、37cm、クジメ25cm級×1匹
【実釣時間】
11:35~17:10