■日付:1月17日
■天気:晴れ
■潮回り:中潮
■場所:三浦南部
■お名前:久野さん&野崎
■釣果:(久野さん) 口太メジナ39cm795g、ちびブダイ×1匹、ちびカサゴ×2匹、ササノハベラ×2匹 (全釣果)
■釣果:(野崎) クロダイ47cm、口太メジナ37cm925g、34cm、33cm、32cm、31cm、30cm×2匹(口太合計7匹)、ちびカサゴ×1匹 (全釣果)
■コメント:1/17(水)は久野さんと一緒に地磯に行ってきました(^^)/ 私自身、今週は久しぶりの2連休だったんですが、2日間とも日の出から日没まで地磯釣行を満喫してきました。前日1/16(火)の釣行の模様はこちらです。
この日は1/10に46cmのオオモンハタが釣れたポイントで並んで竿を出しました。本当はもう少し遠くの地磯まで歩く予定でしたが、お互い気合を入れたコマセで荷物が重く、途中でヘトヘト…。たまたま空いていた同所に落ち着いたという訳です。
AM7:35、朝日に照らされながら実釣スタート!!開始早々3投目に久野さんがベラを釣るも、その後は2人揃ってアタリすらない沈黙の時間が長く続きました。毎回必ず戻ってくるオキアミはほぼ原形をとどめたまま丸残り。実釣開始から暫くは魚の気配は感じられませんでした。
ところがAM11時過ぎに状況が急変しました。私の円錐ウキがこの日初めて30cmほど沈む初アタリをキャッチ。これは本アタリに発展せずエサを離されてしまいましたが、魚からの初コンタクトに嬉しさが込み上げてきました。
この出来事のおよそ1分後、今度は海面下2m位のところを漂っていた久野さんの円錐ウキが海中深く消え去り、同時にオープンベールから道糸を弾き出すアタリで竿が満月に曲がりました!!
『野崎さ~ん、来ましたよ!デカいかも!!』興奮気味の久野さんですが、そこは百戦錬磨の抜群の安定感。徐々に魚との間合いを詰め、最後は私が構える玉網に一発で入りました!!長い沈黙を破った魚は40cmクラスの良型メジナでした!!
今がまさに時合と感じ、急いで釣り座に戻った私はウキ下を5mから4.5mに詰め、狙うポイントを近距離(足下ちょい先の沈み根付近)に変え、付けエサも加工オキアミから生オキアミにチェンジして再開第1投。すると仕掛けが馴染むと同時に円錐ウキがス~っと海中に消え、今度は私の竿が満月にしなりました!!海面に浮上したのはデカいクロダイ!!タモ入れ後の検量で47cmありました。ドラマチックな展開に、興奮しすぎて重量計測をうっかり失念してしまいました(^-^;
久野さんから、①直前に黒くて大きなメジナっぽい魚影が割と浅いタナで見え隠れしていたこと、②メジナが食ってきたタナは3ヒロ(約4.5m)前後だということ、③ヒットポイントは遠目ではなく足元ちょい先だったこと、④1投前に久しぶりに生オキアミが取られたこと、この4点について具体的で的確なアドバイスがあり、その通りにしてみたら私の釣り座でも一発でクロダイの釣果が出ました。単独釣行だったら得られない助言がとても嬉しかったです。
この時合はおよそ15分で終了。再び沈黙の時間に逆戻りしてしまいました。午後は私のポイント付近に弱いながらも潮目ができて、30cm台前半の口太メジナをポツポツ追加できました。
円錐ウキを気持ちよく消し込むアタリはなく、ジワ~っとウキを抑え込んでストップするアタリばかりでした。掛け合わせ気味の早合わせだと全くハリに掛からないので、この日も超遅合わせ作戦を発動して対応しました。そして私に37cmの口太メジナがヒットしたのが13:20。
この日のメジナは超繊細でした。『捕食ゾーンが狭く、積極的に動き回って捕食活動をしていない。自分のテリトリーに入ってきたエサに関しては一応口にしてみるが、違和感を感じるとすぐ離す。食い気は無くはないが、口先で咥えている時間が長くなかなか食い込まない、』そんなイメージだったと思います。
久野さんも幾度かラインアタリを捉えるも、フッキングには至らず…。ほかにも良型魚は居たと思うのですが、2人ともサイズアップは叶いませんでした。しかしながら、互いにアドバイスし合い、状況を確認し合い、勉強になることが沢山ありました。あの47cmのクロダイは久野さんの的確なアドバイスがなかったら出会えなかったと思います。折を見てまた一緒に竿を出す予定なので、その時の模様もまたご報告します!!
【実釣時間】AM7:35~17:15